オリジナルタイツを作る前に知っておきたいタイツのデニール比較

タイツの厚さを表す単位であるデニールについて、その種類や生地による暖かさの違いなどをわかりやすく紹介します。

デニールとは、糸・繊維の太さの単位で、タイツやストッキングの布地の厚みを表すときにはこの単位が使われます。1デニールは9000メートルの糸の質量をグラムで表したもであり、9000メートルあたりの重さが1グラムなら1デニールとなります。この数値が大きいほど厚い生地ということになり、一般的なタイツでは30デニール以上の生地が使われています。

デニールによる暖かさの違い

当然ながら生地の厚い方が暖かいため、デニール数が高いタイツほど暖かいと言えます。
しかしながら近年では発熱タイツや某ブランドのヒートテックタイツ、裏起毛タイツなど、素材で保温力を高めるタイツも数多く登場しているため、一概にデニール数が大きいから暖かいとは限りません。
衣服を着ていない裸の状態の暖かさを基準にして着衣時の暖かさを数値化したものを保温率といいます。

デニールによる男ウケの違い

冬はあったかいタイツで過ごしたいものですが、女子は周りの目も気になるものです。
Woman Insightで紹介されていた2013年12月の「AneCan」の特集によると、「メンズにいちばんウけるデニール数」は微妙な透け感の60デニールだそうです。逆に、暖かいけど脚が真っ黒になってしまう110デニール以上のタイツは支持率がゼロという結果でした。

デニールによる透け感の違い

前述した男性からの印象の話からもわかるように、タイツの透け感はその人の容姿やファッション全体のイメージを左右しかねないほど重要なポイントです。慣れない人は「どのくらいのデニールだとどのくらいの透けてみえるのか?」がわからないと思いますが、これは何種類か試して自分のイメージにぴったりのものを探し当てるしかありません。

インターネットのFAQサイトなどを見ると「30デニールだと薄いですか?」あるいは「50デニールだと黒すぎますか?」などの質問がありますが、まず「薄さ」や「黒さ」の定義が人によって違いますし、着用する人の脚の細さによってもタイツの透け感は微妙に変わってきます。さらにストッキングとパンストでは同じデニール数でも透け感は異なりますし、それぞれメーカーによっても違います。

つまり、他の人が薦めるものに手当たり次第に手を出すよりは、身近なお店で購入できるメーカーのものを何種類か試してみて、自分に合うものを見つける方が良いでしょう。

尚、安いタイツで薄いものだと色ムラがある場合がありますので、薄めのタイツの場合は多少高くてもアスティーグなどの有名なメーカーのものを選んだ方が良いでしょう。

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